以前、担当していたクライアントのサイトがグーグルよりスパムの判定を受けた事があります。グーグルでスパムの判定を受けると、グーグルの検索結果（リスティング）からは外されます。また、それ以外の検索エンジン、ヤフーや、それ以外の検索結果からも登録されません。
サイト自体は、スパムの判定を受けましたが、会員向けのパスワードでしか入れないページを作成したのが、スパムの判定の原因でした。そこで、会員向けのパスワードのワードのサイトを廃止して、再度、グーグルのスパムの判定の審査ページより再審査を受け、スパムではない正規のサイトと判断され、グーグルからのメールも来て「スパムを取り消しましたので検索結果の反映までしばらくお待ちください」との事でした。
しかし、なかなか、検索結果に反映されません。1週間、2週間、3週間とキーワードやサイトタイトルで検索しても全く検索結果の最下位すら引っかかっていません。まだ、グーグルのシステム上、スパムサイトと同様の判断のままのようです。
それでも、検索に引っかからない状況はなんとかしなければならないので、急場しのぎの対策として、グーグルのウェブマスターズツールの中の、Fetch as Googleでサイトを登録します。これを行うと、数分後にグーグルの検索エンジンに引っかかるようになりますが、2日後には、全く検索に引っかからないようになります。元の状態に戻る訳です。これを急場しのぎで続けます。
その間、何とか、ちゃんとリスティングに反映されるよう方法を模索し、マイクロソフトの検索エンジンや中国系の検索エンジンにも登録しましたが、グーグルのスパム判定が効いているようで、全く検索エンジンに反映されません。グーグルのスパム判定は偉大です。
そこで、スパムの判定を受けた場合、どう対応すれば良いか、グーグルで検索してみました。すると、あるホームページ会社では、一旦、グーグルよりスパムの判定を受けるとそのドメインでは無理と書いてありました。他のページをみても無理。これにはかなり困りました。一般的に無理なら諦めようかとも思いました。
が、
再度、スパムサイトと一旦判断され、スパム判定を解除されたにも拘わらず、解除が解かれないドメインサイトは、こうしてグーグルの検索にヒットするサイトにまでなりました。
その方法とは、、、
スパム判定を解除されたサイトのタイトルでグーグル検索すると、海外のわからない明らかにスパムサイトがグーグルのリスティングに反映されていました。
クライアントのサイトのタイトルを語った海外の偽サイトです。（大抵はタイトルとは無関係の海外のアダルト系のサイトに飛びます）このような本当のスパムサイトをグーグルにスパムサイトとして報告します。その時、正規のサイトがリスティングに反映されていない事も付け加えます。むしろこの事が言いたい為の報告です。これを何回か繰り返していたら、スパム判定を解除されたサイトがグーグルに引っかかるようになりました。これ以外、グーグルにスパム判定を取り消されても検索エンジンに反映されない事を伝える方法がなかったのです。
明らかにタイトルと無関係な海外のスパムサイトがグーグルのリスティングに反映されて、本来のタイトルのサイトがグーグルのスパム判定にひっ掛かり検索結果のリスティングから外されるとはこれいかに。
結局、ここまで3か月ぐらいかかりました。
今回は、これで何とかなりましたが、再度、グーグルからスパム判定されると、2度目はムリだと思います。
同様の件でお悩みの方は、ご参考まで。