迷惑メールと一般的によく言われますが、「迷惑」と言ったニュアンスでは全く違うように思います。資産を狙った泥棒メールと言った表現が正しいでしょう。メールボックスに、毎日泥棒があの手、この手で騙そうと押しかけてきているようなものです。
毎日50件程の迷惑メール、フィッシングメールが届きますが、殆どのメールは、迷惑メール（詐欺メールかウィルスを仕込んだメール）だと思って間違いないでしょう。届いたメールの99パーセントは全て迷惑メールでまともなメールは1パーセントにも満たないようです。
今はメールソフト側で自動的に迷惑メールを振り分けてくれるので分かり易いと思います。それでもたまに判断の付かないメールもありますので大まかな注意点をご紹介します。
メールタイトルより送り先のメールアドレスを見る
メールタイトルは、それらしいタイトルを付けて送ってきますが、送り先のメールアドレスを見ると中国からのメールアドレスであったり、送り主と全く関係ない会社のメールアドレスなどからだったりします。また、一見大手企業のメールアドレスに似ていてもスペルが違っていたりする事もあります。また、実際に存在する大手企業などのメールアドレスであっても使われていないメールアドレスが乗っ取られ悪用されている場合もあります。
とりあえず、送信先のメールアドレスを確認する方法で見分けてみて判断する、これですぐに分かります。
メールタイトルと送り先のメールアドレスが一致しているが内容に心当たりが無い
パソコン得意な方ならご存じだと思いますが、送り先のメールアドレスは、メールを送信する側で簡単に偽装出来ます。酷い時には、自分のメールアドレスからその自分のメールアドレスに送られてくるメールまであります。もちろん、偽装された送り先のメールアドレスです。
なので、送られてきたメールアドレスが本当に信頼できるメールアドレスであったも迷惑メールである事があります。そのメールの添付ファイルやリンクなどに注意しましょう。偽装を疑った方が良いでしょう。添付ファイルは、開く前に必ずウィルススキャンして確認。リンク先も開かず、直接大元の会社のHPから入り関連したページを探すと良いでしょう。重要なお知らせはメールで送られてくるよりも会社のHPにも同じ情報が必ず載っているはずです。もしHPに無ければ、送られてきた情報は偽情報を疑いましょう。被害にあわない為に、今はそれが常識、そういう世の中です。
OSはいつも最新の状態にしておく
ウィンドウズやマックのOSは、最新版のアップデートを行っておきましょう。メールソフトも同様です。パソコンのウィルススキャンも最低1週間に1度はかけてチェックしましょう。
最後に
他にも迷惑メールを簡単に見分ける方法がありますが、ここでは悪意のある者もこの記事を見ている可能性があるので、悪意のある者のヒントになる記事は避けます。
迷惑メールも日進月歩です。毎日、最新の迷惑メールに慣れる事が、一番の対策かもしれません。