こんな会社向けのホームページはすぐ飽きる

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せっかく会社のHPを作るのだからと凝ったデザインと仕掛けのホームページを作ろうという方がいらっしゃいます。金額や手間の話は置いておいて、そのHP自体、凝ったデザインと仕掛けというのはどうなのか?

トップページにアクセスすると、重たい動画がダウンロードされその表示が終わるまで、次のページに進めないとか、デザインが個性的で、ボタンを押そうとすると他に無い面白い動きのあるボタンとか、どのボタンを押せば、求めている情報が表示できるのかわからないホームページも見かけます。
また、デザインは非常によくまとまっていて、各ページともキレイな写真と簡単な数行の簡単な文章があるのですが、文章量が少なく見ている人には、情報不足のページなのです。

話を元に戻しますが、凝ったHPと言うのは、すぐ飽きます。お正月の料理と一緒で、毎日最高に美味しい料理が続くと、ラーメンや牛丼や玉子かけご飯などさっぱりしたものが食べたくなるものです。凝ったHPも最初は面白いインパクトがあると思いますが、開く度に、ネタのばれている仕掛けは観たくないものです。
更新の際も、凝った作りのため、更新が複雑になります。勿論、お金や期間も掛かります。イベント向け等のサイトで短期の公開ならそんな凝ったものも良いのですが、長く使うものならやはり、情報が見やすく整理され、利用者にとって必要な情報がすぐに引き出せる事だと思います。また、飽きの来ない簡素なデザインで軽いページが良いでしょう。

利用者にとって、HPのデザイン性よりも、その会社の商品やサービスの詳しい情報が求められているのでは無いでしょうか。